2015年11月29日日曜日

やるべきこと

昨日は、デザインワークを担当していたダンス公演の初日でした。ポスターやフライヤー、チケットのデザインを行いましたが、最後に、当日の会場パンフを納品して終了。いよいよ初日かあ、と、ダンサーたちのゲネプロをちらっと見ながら、一旦帰宅して、その後、夜の公演へ・・・。
舞台はとてもよくて、音楽や舞台装置、衣装など、すべてが噛み合ってひとつの世界を作っていました。八尾の片隅で、こんな現代舞踏がひっそりと行われていることに軽く眩暈と感動を覚えます。舞台を見ながら、私が勝手に思ったのは、自分を愛し、ありのままに生きることへの肯定でした。そして、そんなふうに思う自分が、今、求めているのがそれなのではないかと、また思うのです。舞台は鏡となり、自分の思いをそこに見るのでしょう。家に帰って、私は、またパソコンに向かって仕事をし、深夜から今度は筆に持ち替えて、絵を描くと思います。毎日、くたくたになって、でも、それが自分のやるべきことだと思うのです。頑張ろう。(←また言っていますが!?)

2015年11月23日月曜日

メーテル

いつだったか、銀河鉄道999の映画をテレビで見ていて、あることに気付きました。・・・「私、メーテルが描ける」そう、子どものとき、メーテルが好きで、あまりにもよく描いていたため、今でもディテールを覚えているのでした。かっこいい憧れの女性として見ていたんだと思いますが、大人になって今見直してみても、やっぱりメーテルっていい女ですね。悲しい宿命を背負った美女だけど、芯が通っていて、でも、なんだかはかなくて。
さて、それはそうと、今年も終わりに近付いたこの時期に、やはり制作と仕事に追われています。公募展のほうも、無理にエントリーするんじゃなかった・・というくらい日程がハードで。でも、生徒も頑張っているし、私も頑張ろうかな。追い込みでこれが終わったら、次は3月のグループ展の準備に入ります。あとは、戦略としてですが、県西部での個展を企画しようと思っています。私が絵を発表することを趣味や生きがいとして考えている人たちも多いと思いますが、実は仕事と絡めた裏づけのあるものがほとんどです。長期スパンですが、フィードバックを期待しつつ、頑張ります!

2015年11月1日日曜日

バクマン。

先日、映画「バクマン。」を見てきました。見ながら、胸が苦しくなるような勇気がわいてくるような・・そんな映画でした。個人的には、映画「ピンポン」を見たときと、少し似た気持ちに。
さて、私が最初にバクマン。を知ったのは、ある生徒が新妻エイジを描いていたときでした。エイジ自身もそうですが、エイジが描いたマンガが背景に散っていて、その紙にもマンガがちゃんと描かれているという、緻密なイラストでした。そのイラストを見たある美術部の子が、ショックを受けて、秘かにライバル視するようになるわけですが・・・、そうやって高校3年間を過ごす間に、そのエイジを描いた子は、卒業間際に初めて描いたマンガを出版社に投稿し、「あと一歩賞」を受けるのです。秘かにライバル視していた子はそのまま卒業し、でも、卒業後にマンガを持って見せに来てくれました。正直、まだ投稿できる段階ではないと思いました。でも、私は嬉しくて。私にとっては、どちらの教え子も、美術に関わり続ける同志です。

2015年9月29日火曜日

シメの言葉は「頑張ります」

日曜の地域運動会の疲れが取れないまま迎えた月曜の朝。これから始まる自分の1日のスケジュールに軽くがっかりします。夕方に授業を終えて学校から戻ってから、急いで絵画教室の準備をし、高岡へ。夜に高岡から戻ってきた後、今度はデザイン関係のメールチェックに入り、明日までの作業を確認。それから作業スタート。終了のタイミングは、眠くて意識がなくなるまでです。
と、そんな日々なわけですが、今日は友人の作品展へ。ホッと一息ついたような時間に安らぎつつ、素敵な作品に「いいなあ」と。明日から、また頑張ります(←たいてい、シメの言葉は「頑張ろう」ですね)。

2015年9月27日日曜日

在松

先日、母校の大学に通う現役大学生がウチにちらっと来ていました。仕事つながりの友人関係ということで、偶然の来訪だったのですが、銀嶺祭の実行委員をやっているとか、こまくさでは・・・など、懐かしい単語が。「在松」って、そっか、そういう意味だった!?と、思い出しました。大学はタコ足になっていて、教養学部は松本ですが、その後、学部に合わせてキャンパスが分かれるんですよね。そのまま松本にキャンパスがある学部もありますが。私は松本1年、長野5年でしたが、1年で留年した子は「松本在住2年」って場合も。
そんな懐かしい話も思い出しつつ、やはり、今、住んでいる地域での役割を大切にしなくては。年齢的にも、地域へのかかわりが増えてきましたし、自分は、そういう性質なのかな、とも思います。いつもどこか遠くに行ってしまいたい、と心の中で思いつつ、実は、住んでいる地域に根付いた活動に関わってしまいます。

2015年9月6日日曜日

芸術の秋

夏休みが終わり、おわら風の盆も終わり、いよいよ「芸術の秋」といったところでしょうか。高校生たちが取り組んでいる公募作品の搬入日も迫ってきて最後の追い込みに入りましたが、すでに間に合わない子も出てきているし・・・ドンマイ、気持ちを切り替えて次の公募へ!
先月から大人の絵画教室がスタートし、私の教え子(?)の年齢層も格段に広がりました。上が80歳オーバー、下が5歳の保育園児。youtubeのヒカキンの話もすれば、補聴器の性能の話もします。でも、みんな同様に自分の世界を楽しみながら真面目に取り組んでいて、その姿に私も励まされます。自分自身は、なかなか制作時間が取れずそろそろ焦ってきましたが、出来るかぎり頑張りたいものです。

2015年8月2日日曜日

教え子

今年の私の目標「北陸新幹線に乗ること」が実現。大学時代の恩師、関先生の作品展を見るために上田へ出かけてきました。それにしても、富山からのあまりの近さに驚きます。衝撃的近さ!
先生から作品の説明を受け、やはりバックボーンがある作品には説得力があるなあ、と。そして、先生の新作がすごく力強くて、嬉しく思いました。まだまだ先生の中では挑戦が終わらないし、それが作品の良さとして伝わってきます。あと、昔の作品になりますが、先生がアナログ作業の工程を説明してくれるのを聞きながら、自分が今までやっていたことと近いことに驚きました。形態の偶然性を求めたり、あえて、工程をいったりきたりするというか・・。いつの間にか、やはり教え子だったということでしょうか。ということで、短い滞在ながらも、充実した上田訪問。お昼に、先生と食べた胡桃蕎麦、美味しかったです!

2015年7月30日木曜日

探して

今日は7月30日。さて、予定に追われた7月もいよいよフィナーレです。フリーのデザイナーになってからは、どんな仕事の波もひとりの問題なので、ワークショップが大成功しても、無事に納品が終わっても誰と喜ぶでもないわけですが、そんなときは、しんみりと1人、データの整理などをしながら余韻に浸ったりします。・・・と、まるで一山越えたような落ち着きようですが、まだまだ終わっていませんから!
来月から、また少しずつ時間を見ながら次回グループ展の準備もしたいところですが、今度は、非具象作品で臨むことになります。今回、完全に具象作品だったこともあり、それはそれでいいのかな、と。そもそも、私にとっては、何を描いても、今ここにあるものを描いているわけではないという点では同じかもしれませんが。あいかわらず、私は「現在」を見て、「今あるもの」を感じているのではなく、「ここにはないもの」「過去」「遠方」を探しに行っているような気がします。そんなふうだからか、時々、夢の中で、縄手通りや権堂で道に迷い、大学の同級生には会えず、そうしているうちに目が覚めるとか、LAN線を上司に渡せなくて退社できなくて困っているうちに目が覚めるとか、そんな情けない状態です。とはいえ、もう、フリーになった2006年から随分経ちました。まずは、目の前の締め切りを目指して頑張ります!

2015年7月21日火曜日

7月のスケジュール帳

思えば、6月の時点で、自分の7月のスケジュール帳の書き込みの多さにげんなりしていました。これを、これから1日1日こなしていかなければいけないのか、と。そんなふうに思っていた7月もいよいよ残り10日ほど。なんとかここまでこれたことに感謝しつつ、「あと少し、がんばれ私!」と声をかけたいものです。
さて、7月の諸々の中に、絵本館でのワークショップや新しいカルチャースクールの開講といった講師関係があったのですが、今日、無事に新スクールの体験会も終了。最近、夢で、教室に遅れそうになるという内容があるのですが、まあ、気にかけているのだと思います・・・。教室ごとに準備するものが違うことに加え、生徒さんに応じて、用意するものが追加になったりします。そんなわけで、忘れ物がないかに怯えたりも。
そして、もうひとつの7月のイベント、グループ展「夏の雫」も会期後半に入りました。これも、7月の頭にはまだ作品を描いていたくらいなので、振り返れば、それも今月のことかあ、と。夏の雫で思ったこともいろいろありますが、それに浸る前に、最終週の夏休みワークショップや、地区のイベントのこと、そして、7月末納期の今期最大のお仕事の総仕上げに入らねば、です。長丁場で手がけてきましたが、悔いなく対応できただろうか、精一杯取り組めただろうか、そう自問自答しつつ、残りの期間、全力で頑張りたいと思います。

2015年7月2日木曜日

クール・トーン・スケープ

もう10年くらい前になりますが、「クール・トーン・スケープ」というタイトルでシリーズ作品を作っていました。それは連作写真だったり、抽象画だったりカタチを変えるのですが、一環しているのは「感情の記録」のようなものでした。さて、それから随分経って、今はタイトルにその名前を使うこともないのですが、先日、部屋で打ち合わせをしていたときに、昔からの友人が、ふいに部屋の隅に積んであった写真シリーズを見て「クール・トーン・スケープだ」と。自分ではない誰かの口からその言葉を聞くのが随分久しぶりで、突然、センチメンタルなそのシリーズ作品と、やっぱりセンチメンタルな気持ちで日々を過ごしていた当時のことを思い出しました。今は、そんな写真は撮れないなあ、ということだけは思うのですが、それでも、もしかしたら、いつかまた撮れるかも?とも思います。私の場合、写真を撮ることは、環境や生活リズムが影響するのですが、それとあわせて、やっぱりカメラの存在も。クール・トーン・スケープはfine pixを乗り換えながら撮っていたのですが、その相性がよかったんだろうな、と。今は仕事用もあって、別のメーカーの一眼レフを使っていたりしますが、なんか、それじゃ撮れないというか。気持ちがのらない。そういう意味でも、今はタイミングではないのでしょうね。ちなみに、その後、私は「water's edge」というシリーズを始めるわけですが、今もその流れは続いていて、タイトルによく「淵」という言葉を入れます。淵をなぞるような、淵から落ちそうな・・そんな感じですね。

2015年6月24日水曜日

これを励みに

この時期、友人の作品展や気になる企画展が多くて、ソワソワしているのですが、出かけられる時間はかぎられていて。で、その中から、思い切って、仕事の合間にわとさんの「クラフト・モッカ」へ出かけてきました。ちょっと慌てていたので、手には4時間目の授業の絵の具がまだついているし、井波のギャラリーはあいかわらず道を覚えていないしで、ばたばたとしましたが、それでも、作品を見たら、やっぱり来てよかったなあ、と。なんだろう、空間もおしゃれで心地よいのはそうなんですが、やっぱり、作品がどれも素晴らしい!どの作家さんも素敵でした。そして、カップやグラスなどを購入し、満足して帰路に・・・ではなく、次の仕事のクライアント先へと向かったのでした。ちなみに、作品を選びつつ、心の中では、「お仕事がんばっているし、いいよね、好きなものを買っても!」と言い訳しつつ、まだ入金は先の話で・・・。でも、これを励みに頑張ります!そして、また、素敵な作品を買えるよう、頑張ろう。

2015年6月11日木曜日

オケ

もう先週のことになりますが、急にチケットが余ったということで、代わりにコンサートに出かけてきました。こんな時間を過ごすのは、もしかしたら10年ぶりくらい・・・?指揮者がタクトを振って、オケの音が鳴ったとたん、なにかグッとこみ上げるものがありました。しみじみと音楽っていいなあ、と思いつつ、なんと贅沢な時間だろう、と。ずっと寝不足で、当日、音楽を楽しめる状態なのかな、と不安でしたが、そんな予測を覆すような、素晴らしい音楽でした。自分で選ぶときは、あまりモーツアルトやベートーヴェンって聴かないのですが、今回聴いて、よかったな、と思いました。

2015年5月23日土曜日

男と点と線

久しぶりに山崎ナオコーラを読みました。「男と点と線」。こういう本を読んだ後って、どうしたって旅に出たくなるものです。山崎ナオコーラは、映画「人のセックスを笑うな」を見て以来、時々読むようになりましたが、もやっとした言葉にならない気持ちや日々を書いてくれているようで、なんとなく共鳴します。ちなみに、「人のセックスを笑うな」は、せつないラブストーリーで、感情のすれ違う様にうなづいたり、登場人物のダメなところに共感したり!でもまあ、何かを誰かを好きになるってことは、結局、自分の問題になるというか、それでもいいならいいし、イヤなら終わりだし。そんなことを思いつつ、「男と点と線」では、そこにひとつの選択肢が出てきて、なるほどね、と思いました。

2015年5月11日月曜日

地理

先日、中学校のときの担任の先生と偶然再会しました。もう随分昔のことなのに、声をかけて挨拶させてもらったところ、ちゃんと先生は覚えてくださっていて、先生ってありがたいものだなあ、と思わずにいられません。
中学校時代。頑張りすぎて辛いことも多かった時代という漠然とした記憶のため、あまり思い出さなかったのですが、思いがけず先生と出会ったことで、最近、つらつらと当時を思い起こしていました。そして、再発見したのですが、私が生涯で一番面白かった授業は、中学1年のときにその担任の先生に受け持ってもらった「地理」の授業です。毎回、胸が高鳴るように楽しくて、50分のその授業の終わりには、満ち足りた気持ちになっていました。それからずっと「地理」は大好きな教科に。だって、大学で美術科に進みながらも、社会科の副免を取ったくらいですから。今も、「地理」は私にとって特別な教科ですが、いやいや、その前に、今は「美術」がありますからね!

2015年5月8日金曜日

そんなに簡単には終わらなくて

先日、久しぶりにピアノを弾きました。何年ぶりだろう、というような時間です。ピアノはずっと弾かないまま過ごしていたのですが、あまりに久しぶりに弾いたら音が狂っていて、そこからさらに弾かなくなり・・。でも、それでも、弾いてみたらやっぱりいいなあ、と。スタッカートとか、身体が覚えているものですね。
時々思うのですが、いろんな物事はそんなに簡単には終わらなくて、今はとまっているけれども、いつかまた始まるのではないかと。そんなふうに考えてしまうところが感傷的だなあ、とも思いますが、まあ、仕方ないです。今は弾けないけれど、いつか穏やかにピアノを弾いて暮らせる日々がくることを信じて、今は目の前の仕事に取り組みます。(・・・と、ここまで書いて思いましたが、そんな大げさに考えず、今すぐにだって弾いたらいいのに~)

2015年4月29日水曜日

待っていてくださいね。

弱音は吐きたくありませんが、年齢的にも無理がきかなくなってきたのか、夕方から夜にかけて、電池が切れたようにすーっと意識がなくなり、行き倒れの人のように眠ってしまいます。仮眠程度なので長くは眠りませんが、こうしないと深夜に働けません。そんなわけで、変な時間に眠っていて、電話の音で目覚めることも。仕事の電話で起きて、まるで寝ていなかったかのように話していますが、ときどき声がかすれて電話を切るまでまともに話せないままのことも・・・どうか風邪声だと思ってくれますように。連休に入りましたが、私はこの学校の授業がない期間に一気にデザイン業に追い込みをかける予定。待っていてくださいね、前倒しで仕上げます!

2015年4月23日木曜日

不安定

若い頃は、常にいろんなことに悩んだり迷ったりしていました。情緒的というか、ある意味、自分の感情にすごく敏感だったと思います。だからこそ、自分のこともイヤになるし、理想の姿を求めて悩むわけです。が、フリーで働くようになり、いろんなことが不安定になった今。自分の不安定な感情の機微に向き合うよりも、もっと不安定な現実問題が、なんと目の前に!フリーで働くということは、仕事のすべてを自分でやるということで・・・時々、こうしてお金の計算をしているうちに一生終わるんだろうなあ、と思います。自分の性格に悩む前に、この目の前の仕事を段取らねば!請求書を送るまで、まだまだやることは山積みだ!と、ひとりで自分を鼓舞しつつ、こうして一生終わってもいいかな、とも思います。

2015年4月16日木曜日

教えてもらうこと

高校生たちと話すようになってから、ゲームの名前をよく聞くようになりました。「趣味は、ゲームです。好きなのは○○です」という生徒たちの自己紹介を聞きながら、「また初めて聞く名前だ・・・」と。つい興味を持って、どのあたりのゲーセンに行くのかとか、どのくらい常連なのか、常連だと何が違うのか、と、気になって質問したり。自分が高校生のときには、まったく知らなかった世界でも、こうして、大人になって、生徒たちからいろいろ教えてもらうこともあるわけで。以前、常にマスクをはずさない美術部の子がいましたが、卒業間際に、それが喉を守るためだと知って驚いたことがありました。今頃、声優を目指して頑張っているはず。みんな、頑張れ!

2015年3月28日土曜日

コンポジション

これはすごく個人的なものです。「コンポジション」という曲が好きなのですが、その曲を聴いていると、なぜか小川洋子の「やさしい訴え」を思い出します。そこにつながりはないわけですが・・なにか夜の密やかな音楽を連想するのでしょう。「やさしい訴え」は好きな作品ですが、自分のイヤな部分と共鳴するというか、そういうものを見せられるようでもあり、救われるようでもあり。そして、最後にちょっと寂しくなります。でも、自分はそうとしかできないし、悲しいけど、それがわかった・・・と、そんな気持ちに。

2015年3月17日火曜日

アルバイト

家から一番近いコンビニには、私が勤務している学校の生徒がアルバイトをしています。その子の授業を受け持っていないため、最初は気付かなかったのですが、あるとき試験監督のときに、「あ、教室にセブンイレブンの店員さんがいる!?」と発見し、お互いに「どうも」と。その後も、時々顔を合わせていましたが、その子も先日、卒業式を終え学校を巣立っていきました。が、昨日コンビニに寄ったところ、その子がシフトに入っていました。「まだバイト続けているんだね~」と言ったところ「今日が最後の日なんです」と。思わず「ああ、おつかれさまでした」と感慨深く。卒業後も良き未来を、とこっそりエールを送りました。

2015年3月13日金曜日

二人展

友人が開催している二人展を見に行ってきました。大学時代に一緒に日本画を学んだ友人との二人展だそうです。会場には、テーマにもとづいてお互いに丁寧に綴った作品が並んでいます。なんだろう、二人の作家の作品があるはずなのに、友人同士の波長の相性なのか、会場の空気が一体となった気持ちのよい二人展でした。絵を描き続けていく中で、しがらみや不条理な現実もあると思うのですが、その友人は、とても真摯に向き合ってただ一筆一筆描いているんだろうなあ、と。私は、といえば、仕事に追われてしばらく落ち着いて筆を握っていませんが、またそういう時間を持ちたいな、と、そんなふうに思った作品鑑賞でした。

2015年3月5日木曜日

ステッドラーの色鉛筆

子どもの図画工作教室では色鉛筆を使うことが時々あるため、教室を運営しながら、少しずつ色鉛筆のセットを買い足していきました。今はセット数も随分増えましたが、その中に、こっそり私が大学時代に使っていたステッドラーの36色セットを入れて、子どもたちに使ってもらっています。さて、この36色セットにはおまけがあり、大学時代に、友人がこのセットに入っていない色を24色プレゼントしてくれて、全部で60色になっているんです。この60色の色鉛筆も、今は随分短くなってきました。時々、買い換えようかな、とも思いつつ、うーん、やっぱり最後まで大切に使って、ここから新しい作品をうみたいものです。

2015年2月24日火曜日

大学時代

久しぶりに、大学時代を一緒に過ごした友人と再会。今の仕事の話などもしつつ、やはり懐かしい当時の話に花がさきます。今思えば、大学のときはいろんな人たちがまわりにいたもので、留年を重ねて、すでに何年大学にいるのかわからない先輩たちもたくさんいたなあ、って。とっくに卒業していてもおかしくない貫禄のある先輩が、一緒に教育実習の仲間だったり・・・。在学中に出産した友達の子が、もう成人を迎えていることに一番驚いたかも!?抱っこしていた赤ちゃんと、もう一緒にお酒を飲めるのかあ、と。帰りの車の中で、思わずネオンホールのCDを聴いてしまうあたり、ちょっと感傷的ですね。
さあ、気持ちを切り替えて、年度末のお仕事、頑張ります!

2015年2月16日月曜日

時をつかまえることはできず

先日、水墨美術館で源氏物語の模写の企画展を見てきました。この模写、ちゃんと劣化状態も含めて模写しているんですよね。・・・すごい技術です。と同時に、ふいに何か不思議な感覚に陥りました。劣化を模写したこの「ある時点」から、さらに少しずつだけど劣化は進んでいくわけで、しかも、劣化を模写したほうの作品も同様に劣化していく、と。なにか、長い時間を扱ったコンセプチャルアートのようにも受け取れます。永遠をつかまえることはできず、時は流れ、すべては変わっていく。ある点を切り取ったとしても、点ではいられない。そんな感じ?勝手な私の感想ですが。
最近の私はすっかり洋画家みたいになっていますが、いつかまたインスタレーション作品を作りたいな、と思いました。

2015年2月13日金曜日

好きなものを

毎年恒例となっていますが、富大の卒展に行って来ました。年によって流行りというか、特徴があったりするのも感じるのですが、今年は、個人的に好きな作品が発見できて楽しかったです。いつも以上に、工芸の作品に素敵だな、と思うものが多く、自分でもこういう「ものづくり」をやってみたいな、と思ったり。また、これはホントに個人的な感想ですが、「sekimen」という作品がツボにはまりました。赤面する女の子のショットを多数描いたイラスト作品なのですが、もう、作者の「赤面する様子がたまらなく愛おしい!」という想いが伝わってきて。赤面するシチュエーションにもクスッとして、なんだろう、好きだからという理由だけで犬の絵をたくさん描いて卒業した友達のことを思い出しました。
自分の卒業制作のことも思い出すわけですが、当時の私は、デザインといえば「イコール”B全ポスター”」というくらい、とにかくかっこいいポスターを作ることが自分の中のすべてでした。当然、卒業制作も、気合を入れたB全ポスターの5連作に決定。少ないながらも貯金を全部使って材料を揃え、学校につめて制作。出来はどうあれ、とにかく「やりきった感」はありました。今日、作品を鑑賞しながら「若いっていいなあ」とほほえましく思うのは、自分にもそういう想いだけで突っ走っていた時期があり、あらためて、自分の好きなものに向かい合うって気持ちがいいな、と思ったから。私もがんばろうっと。

2015年2月8日日曜日

スポーツ観戦

元々、テレビでスポーツ観戦をするのは好きでしたが、ここ数年はさらに見る機会が増えた気がします。例えば、実業団駅伝や大学駅伝を見ていると、高校駅伝が気になるし、さらには中学駅伝も。今年は、いよいよ深夜に中学生たちが走る姿を観戦していました。
ちなみに、ここしばらくの母との会話を振り返ってみると、半分くらいはブンデスリーガの話です。試合日程がほぼ頭に入っている・・・。と、そんなわけで、PC作業をしつつも、やっぱり深夜にはブンデスリーガの試合を横目で見つつ、はかどっているようないないような状態です。

2015年1月27日火曜日

気ぜわしく

ここしばらく、いそぎの案件があったこともあり、久しぶりに深夜ラジオを聴きながら作業をしていました。学校のほうも、3年生がまとめの時期に入ってくるし、個人的なところでは確定申告の準備もしなくては、ということで、なにかと気ぜわしい年度末・・・公募展に落ちたことに落ち込むヒマがなかったのは、よかったのかどうなのか。今年一番初めに挑戦した全国公募に落ちたところで、「あれ、なんだろう、この懐かしい感覚?」と。そうです、そうです、去年は、年明けから2つ3つ続けて選外になり、新作を発表できたのが、ようやく夏になってからでした。ふう、今年は、もうちょっと早めの時期に作品が発表できますように!

2015年1月18日日曜日

字幕

最近、テレビの字幕をつけるお仕事について、レクチャーを受けてきました。普段、字幕状態でテレビを見ることはなかったのですが、レクチャー後は、気にかけて字幕表示にしてみたり。いろいろ教わった後で見ると、なるほど、苦心しながらわかりやすく字幕が作ってあることがわかります。ちょっと勉強しなくちゃ!ですね。

2015年1月13日火曜日

新しい教室

以前、”2014年は「教える」仕事に展開がありました”と順調そうに報告していましたが、ひそかにいろいろ失敗も多いのが現実でした。軌道にのったかと思うと、すごい出費を計上したり、まあ細かいことを言うとキリはないわけですが、大きなところでは、スタートしたものの、1ヶ月で撤退という教室がありました。なんのことはない、生徒が集まらなかったというわけです。毎週、教室のレンタル代を払いながら、1人でヒマに読書をしているわけにもいかないし、出直すか、と。
始まった2015年。新たな気持ちで、また新しい教室を始めます(懲りずに!)。今度はいいスタートがきれるよう、準備を怠りなく備えたいものです。

2015年1月7日水曜日

明日は始業式

お正月休みも終わり、明日は始業式。今年も、昼間はテレビで駅伝とサッカー観戦。夜はダラダラとPCの前で仕事をしながら、気付くと「あ、明日の各大学のエントリーを確認しよう」とか「みんな、どこの実業団に入るのかなあ」とか、そんな雑念でネット検索しているせいで、仕事ははかどらず・・・でした。年越しもコーヒーを飲みながらPCで画面デザイン案を作っていて、気がついたら、テレビでカウントダウンが終了していました。さて2015年、自転車操業の自転車が上手くこげるよう、元気に1年頑張りたいものです!

2015年1月4日日曜日

北陸新幹線

2015年、今年は北陸新幹線開業の年になります。小さい頃から、中沖知事が「北陸新幹線の実現を」と掲げていたのを聞いていましたが、それはまるで遠い夢物語のようで。私の中では、北陸新幹線は「実現しないものの象徴」のように思えていました。そんな夢の新幹線が、なんと実現するのです。・・・感慨深い。思えば、いつになったらつながるんだろう・・と思っていた、富山、名古屋間の高速道路もつながり、着実に夢は実現していくのです。むー、新幹線とまではいかなくても、自分自身、なにか結果を出せているのだろうか。まだまだ、です。
なにはともあれ、今年は「新幹線に乗ること」を目標にします。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...