2017年12月17日日曜日

年の瀬

12月半ば。昨日は、午前中にあった砺波教室が今年最後ということで、生徒さんたちと「よいお年を」の挨拶を。移動後、午後からは専門学校で授業。ここでも、生徒や先生方に「ちょっと早いけど、よいお年を」と。今日は八尾教室で同じく挨拶。週明けの月曜には高岡教室で挨拶をし、その後、順番に高校でも挨拶をすることになると思います。こうして、ひとつずつ今年最後の授業を終え、全部の挨拶が終わった頃には、今年最後のグループ展が2つ始まります。ということで、まだまだ今年も終われませんね!

2017年12月11日月曜日

そんな師走

ここしばらく、PCの調子が異様に不安定で作業効率が上がらないのですが、ようやく少しずつ改善の兆し。このストレスの中、自分自身も風邪で調子が悪かったのですが、そんな中で、あるオペラのフライヤーデザイン案をコツコツ作っていました。いろいろ苦しい中、なんとかデザイン提案でき、ホッとしました。オペラに詳しくないため、勤務先の音楽の先生にレクチャーを受けたりDVDを借りたり、応援していただきました。
他にも、大学の研究室のサイトや温泉施設のサイトなど、細々と手をいれつつ、高校では学期末の成績処理を。自分のグループ展の作品もまだ完成していないし・・・でも、風邪はすっきりしないし。そんな師走です。

2017年12月7日木曜日

やると決めた人。

今年の夏は、ちょっと戻りたくないな、というくらい、ひどく沈んだ気持ちの時期でしたが、そんなときに、ある企業のこんな新聞広告を見て励まされました。
「前に進めるのは できる人じゃない。やると決めた人だ。」
落ち込んでいるうえに、仕事の締め切りやワークショップのプレッシャーで気持ちが不安定だった中、この広告を見て「たしかに。やると決めたんだから、やるしかない」と。さらにコピーは続き、「できるか、できないか、ではない。やるか、やならいか。一人ひとりのできることに個人差なんてありません。やると決めた人と、やらない人の差があるだけです。」と。出来るだけの能力が自分にあるかどうかなんてわからないけど、でも、やると決めたからやろう、と思いました。

2017年11月22日水曜日

搬入完了

市展の作品を無事に搬入完了。両校ともぎりぎりまで作品の仕上げ作業をしていた子たちがいて、昨日、今日と額装作業に追われました。ビニール張りをやりすぎて、まだ指がしびれている感じ・・・。久しぶりに添え木を切るためにのこぎりを出してきたり。ともかく間に合ってよかったよかった。搬入から帰ってきてデザインの仕事を始めたものの、今日は搬入完了ということで、やっぱりビールにしようかな。

2017年11月12日日曜日

バッグの重さ

生徒と自分の搬入搬出が入れ子のように入って来るこの時期・・・。今のところ、来年3月までの展示日程が決まっていますが、なんとかひとつひとつを無事に進めたいものです。
制作と授業とデザインの予定がいろいろ重なって来る中、元気なときは「よし、やるぞ!」と思えますが、元気がないときは、画材の詰まったバッグを持って教室から教室へ移動するたびに、やけにバッグの重さがこたえて。ああ、このバッグを持って2階に上がる気力がなくなったら、この教室も廃業だなあ、とぼんやり思います。さて、そんな中、今週末は、急ぎのデザイン案件を集中して作りこみ、深夜には、美連展の作品も仕上げの作業に入れました。ふう、なんとか間に合いそうです。

2017年10月29日日曜日

眠り

高文展搬入、専門学校の授業に続き、週末の地域行事と無事に終了。雨の日曜。久しぶりにたっぷり眠りました。眠りがさらに眠りを呼び、夕方もソファで眠ってしまいましたが、悪夢ばかり・・・。そんなわけで、夜になってようやくPCに向かって仕事です。

2017年10月20日金曜日

ウィーンへ発送

えー、この度、初めて、デザインの納品物を海外へ発送いたしました。・・・と、張り切るほどのことではないのですが、友人からウィーンに留学前に依頼されて作った名刺が、留学後に現地でなくなったため、追加発注の依頼をいただきました。そんな名刺の話に加え、いろいろ現地のことも電話で話しつつ、メッセンジャーの通話がとてもクリアなことに驚きました。すぐ隣で話しているような近さで、寒そうなウィーンの様子を感じます。
友人と、「なぜ日本にいて日本画を描くのではなく、油彩を描くのか」「閉じこもることで、グローバルにつながる」という話や「案外、言葉の心配はなくて、”何をしてほしいか”と、”それはどういう意味か?”の2つを話せれば、ほぼ大丈夫!」という話をつらつらと。美術館やギャラリーも多く、いつかウィーンも訪れたいな、と思いました。とはいっても、今の私の現状としては、ここ数か月、一番遠くに出かけたのが、高岡でやっている絵画教室・・・というところが悲しいですが。

2017年10月13日金曜日

風邪

今日から新しい仕事が始まりました。講師の仕事ですが、夏から準備をしてきて、今日が最初の授業。なんとか無事にスタートできたことにホッとしています。というのも、ここ数日、体調を崩していて、一昨日の高校での授業をやっとのことで終えた後は、しばらく睡眠時間を増やして、体調回復に努めてきました。今日も、なんとか授業の間は気合(?)で鼻水を止めて乗り切りましたが、帰りはふらふらと栄養ドリンクを買って帰宅。
さて、これからデザインの仕事と明日の教室の準備に入ります。早く元気になりたいな。

2017年10月10日火曜日

坂のまちアートも終わり、

今年の「坂のまちアート」も終了。去年に引き続き、今年も「郷愁のサカマチ」でしたが、それに加えて、驚くような作品批判を受けたこともあり、ある意味、洗礼を受けた会期となりました。制作者と鑑賞者の距離が近いというのも、坂のまちアートの魅力の一つではありますが、あまりにも線引きがないことを実感。ただ、長年出品している作家たちからいろいろアドバイスも受け、どんな気持ちで会期に臨むのか、ということを今更ながら学びました。
それにしても、この歳で、会場で泣くことになるとは思いませんでした。作品批判まではいいとして、初対面の作家に対して、人間性の否定までするのは・・・。反面教師として、気を付けたいな、と思いました。

2017年9月30日土曜日

文化祭

今日で高校の文化祭も無事に終了。模擬店やワークショップに、作品展示。なんとか間に合ってホッとしました。兼務している高校のどちらも文化祭が入ってきて、今週はちょっと記憶がないくらいの状態でしたが、忘れないうちに、ということで、ウチに帰ってから会計のまとめを・・・。発注や買い出しを、生徒と私で分担している上に、余った材料を個人的に買い取ったりしているので、最後にちゃんと金額が合うかどうかまでが文化祭!?テントの設営や撤去、会場の往復などで体はくたくたなのに、各模擬店でいろいろ食べすぎて、太ったことが悲しいです・・・。本当は、遅れているデザインの仕事とたまった洗濯物を進めたいところですが、ちょっと眠ってからにします。

2017年9月12日火曜日

美術部にだって、

今日で青少年美術展も終了。会場で教え子や顧問の先生と一緒に鑑賞していたときのことです。顧問の先生が「野球部が甲子園を目指すように、美術部だってあると思うんだよね」と。たしかに、それが青少年美術展なんでしょうね。
私も高校生のときは、胸を熱くして制作していました。その「一枚」を描いていたときの、夏の美術室。聴こえてくる合唱部のパート練習の声や吹奏楽部の楽器の音。
と、そんなことを今年の青少年美術展の巻頭詩を読みながら思いだしました。今の自分はこんな言葉を書けないだろうな、と、眩しい気持ちで。

2017年8月27日日曜日

夏休みの課題作品

今日で、夏休み中の子どもの教室がすべて終了。諸々の種類の子ども教室を合わせると、全部で15回でした。一番最後まで気にかかっていたポスターと油絵制作の子が無事に完成し、つい、ひとりで肩をトントンと叩く気分です。来週は、夏休み最後の部活動指導がありますが、数えると、部活も10回以上は行ったかなあ。デザイン業務のほうは、夏休み中に幾つかのサイト作成が終わり、今は次のサイトのデザイン提案を考えているところ。そして、秋から担当する講義内容の候補も提出し、いよいよ秋に向けて始動です。でも、その前に、子どもたちの夏休みの課題作品完成を祝って、ビールにしたいところです!

2017年8月23日水曜日

夏の終わり

気が付けば、閉店したお店や、統合した業務、撤退した業界のことなどに目がいきがちな夏の終わりです。振り返ってみると、独立してから「何かを始める」ことばかりで、「何かを終わりにする」ということが、ほとんどなかったことに気づきます。
さて、昨日、今日と部活で生徒たちの進捗確認をしてきましたが、あとは、どれくらい頑張れるかかなあ・・・。教室の小学生たちも、そろそろ夏休みの図画の課題は終わってきていますし、次は高校生の公募作品。その後は、大人の教室の生徒さんたちの市展作品。畳みかけるように締め切りが迫ってくるのを実感するにつけ、秋が近いなあ・・と。今年の夏はなにかと元気がなかったわけですが、秋はもう少し元気に過ごしたいものです。

2017年8月18日金曜日

お盆明け

お盆の間に、懸案事項をいろいろ進めて、ようやく少し落ち着いたお盆明け。今日から夏のワークショップ再開でした。デザインの作業を進めながら、「夏のクラクション」を聴いて、すっかり失恋気分です。
さて、少し落ち着いたところで、久しぶりに筆を持ちました。また、少しずつ自分の制作ができたらいいな。

2017年8月13日日曜日

夏休みの眠れない夜

学校が夏休みに入りイレギュラーな教室が増えていること、秋からの新しい仕事のこと、急ぎのデザイン案件のこと、不振な一部の絵画教室のことなど・・・いろいろ考え出したら眠れない夜が何度かありました。ということで、どうせ眠れないなら、と、夜中の1時くらいからもう一度パソコンを起動し、1行でもコードを書くんだ、と起き上がる夜。でも、朝になると、気持ちは少し前向きになるものですね。よし、やるしかない!と思えば、まあ、その通り、やるしかないわけで。
さて、そんな夏休みも折り返し。教室や部活が休みのお盆の間に、一気にデザイン関係の作業のピッチを上げていきます。そして、教員免許更新のための勉強もしなくては・・・秋には試験を控えています。いろいろ不安もありますが、隙間のような時間に読書をするのが束の間の慰めになっていて、リフレッシュできているかな、と思います。清々しい秋を迎えられるよう、頑張ります!

2017年7月16日日曜日

少し休憩

幾つかのサイト作成を抱えていたこと、学期末の仕事があったことなどで、なんとなく慌ただしくしていましたが、ようやく束の間の休息に入りました。ということで、つい一人で飲みすぎそうな夜です。
先日、油絵教室のときに、生徒さんの一人が「ホキ美術館に行ってから、なんだか絵を描く気にならないよ~」と、おっしゃっていました。ああ、気持ちは分かります。写実の迫力って、やる気をそぐくらいにすごいですからね。でも、そういうことも含めて、絵を描いていくことなんだろうな、と思います。そういう私も、いつかホキ美術館に行きたいです。昔は、本当に身軽にどこにでも飛んでいきましたが、今は何もかもが遠い・・・。でも、またいつか、ふらっとNYに行けるようになったらいいな。

2017年5月6日土曜日

5月

たしか、去年の今頃にも同じことを思ったのですが、5月っていい季節だなあ、と。歳のせいか、5月の新緑が目に眩しくて。その鮮やかさや爽やかさにはっとします。夜になれば、近所の田んぼからカエルの声が聞こえてきて、ついでに、小学校のグランドでは、小学生たちがライトに照らされてサッカーの練習をしている、と。5月って、もしかしたら1年で一番好きな季節かも、と思ったのがつい最近のことのように思えますが、もう1年が経ちましたね。早い!

2017年4月3日月曜日

人物画

新年度が始まりました。気分も新たに、といきたいところですが、いまだ制作のもやもやを引きずっていることもあり、なんとなく普段は描かないものを描いてみています。なんと、大学以来となる人物画を・・・。しかもモノトーンで。カラフルな抽象を描くことが多い自分としては対極にあるような作品ですが、案外、描いてみると、なんということはない。描けるものですね。しばらく、リラックスしてこういうものを少しずつ描いてみてもいいかな、と思いました。

2017年3月26日日曜日

1本の線

「才能がないことは、絵を描かない理由にならない」というのは、私が何度も描けなくなりそうになったときに繰り返し思い起こした信条です。「だって、才能がないから」と言って、絵を辞めることもできるし、他にも、絵を辞める理由はすぐ近くにたくさん転がっています。それでも、描き続けることに決めたんだ、としか言いようがないわけですが、時には、やっぱりくじけそうになるものです。
そして、その脆さは突然訪れるわけで・・・。締め切りを控えた制作中の今、突然、筆が動かなくなりました。理由は分かっていますが、まずは困ったことになった、と。線を描こうと思って何度も線を引くのに、まったくまとまらない。描きかけの作品に興味を持てなくなり焦りましたが、とにかく1本、きちんと納得のいく線を描こう、次は、納得のいく色を作ろう、と思い、なんとか制作再開できました。すぐに元には戻らないと思いますが、こうやって、何度も乗り越えるしかないのかな、と、あらためて思ったこの頃でした。

2017年3月21日火曜日

アマレット

昔のことを思い出すときに、当時読んでいた本のことなどを一緒に思い出すことも多いわけですが、やはり、読む本の種類も変わっていくものですね。江國香織や角田光代、小川洋子、川上弘美。今でも好きな作家ではあるものの、あるときから、なにか感情の機微を感じ取ることが辛くなり、距離を置くようになってしまいました。それは、まったくもって、個人的な問題ですが・・・。ということで、ここしばらくはずっとミステリーばかり。密室で起こる事件に、トリック、謎解き。ただ、そのことに集中していることで、現実の辛いことから逃避しているような気もしますが、それも読書の一つの形なのかな、と。
でも、時々懐かしく、江國の小説を真似てアマレットを飲んでいた時のことも思い出します。もちろん、カフェオレボウルも買いました!

2017年3月4日土曜日

ビッグクリエーター

昨日は高校の卒業式でした。恒例となっていますが、卒業式の後には、美術室でささやかな送別会をします。そして、このときに卒業生に向けてはなむけの話をするのも、これまた恒例で。
今年は、絵は描くほどに上達するという話をしたのですが、これは最近の私の実感でもあり、ふと気がつくと、8年前に講師として着任したときより今の自分のほうが絵が上手い!と。8年の間にかなりの枚数を描いたことや、教案に合わせていろんな素材を試したことの表れかと思います。あわせてつくづく思うのは、自分が描いていないと、やっぱり生徒への創作に対するアドバイスがぶれるような気がします。
さて、「いつかビッグなクリエーターになるので、待っていてください!」という生徒からの手紙に胸を熱くし、こっそり「売れたらアシスタントで使ってもらおうかなあ」などと思うのでした。

2017年3月2日木曜日

三部作

年度末。なにかと締め切りに追われる日々ですが・・・制作のほうも締め切りが近いです!去年から応募している団体展。今年は、去年の11月から三部作の連作に取り組んでいますが、いよいよその仕上げに入ります。特に気にはしていませんでしたが、なんとなく三点でまとめることが多く、青、赤、紫というベースカラーを変えながら描いていくことが多いです。好きな色って、あまり変わらないんでしょうね~。
今回のシリーズは、いつものような地と図がなく、オールオーバーな画面にしました。「埋める」って・・・なにかカタルシスがありますね~。

2017年2月5日日曜日

自分が輝ける場

もう、友人の結婚式に出席するということもほとんどないわけですが、随分久しぶりに、友人のお祝いの席に出席したときのことです。若い二人のキラキラした笑顔と、祝福する大勢の人たち。眩しいな、と見守りながら、しみじみとした気持ちになります。それは、自分自身は、こんなふうに自分が主人公になる幸せな日を持つことはできなかった、という感慨でしょうか。そして、そういう日を持てなかった私は、自分自身で、自分が輝ける場をつくってやらなくてはいけない、とぼんやり思ったのでした。
もちろん、それだけが理由ではありませんが・・・団体展に作品を応募し始めたのも、そんな気持ちが少しあるのかもしれません。

2017年1月4日水曜日

新年

2017年が始まりました。1年前の年末年始が、ばっちり仕事漬けだったのがウソのように、今年はゆっくりと穏やかな気持ちで年越ししました。年末に体調を崩したことを言い訳に(?)、大掃除もお正月も一切ナシということにして、元旦にはトーストにサラダにコーヒー・・・と。
さて、2016年は、人生の付箋年2006年から10年経ったということ、フリーランスになって10年など、もしかしたら節目の年だったのかもしれないのですが、ただただ、追われるように日々を過ごしていただけでした。高校の講師が兼務になったこと、絵画教室が増えたことなどもあると思いますが、地域の役員なども重なり、そのツケが年末の過労でダウンにつながったのかな、とか。
でも、きっと追われるくらいの生活でいいのだと思います。ふいに、隙間ができたようなぽっかりとした瞬間、巨大な負の感情に襲われ、苦しくなることがあります。暴力的な気持ちのときもあれば、どこか遠くに行ってしまいたい、という逃避感情のときも。そう考えると、もっと現実的に、お金の工面に頭を悩ませているときのほうが、まだ安心だなあ、と時々思います。ええ、2016年も、よく電卓をたたきました!
とはいえ、新年。2017年も、3月の公募展、4月の企画展に始まり、3つの教室展も3月に控えています。元気に頑張りたいものです。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...