もう、友人の結婚式に出席するということもほとんどないわけですが、随分久しぶりに、友人のお祝いの席に出席したときのことです。若い二人のキラキラした笑顔と、祝福する大勢の人たち。眩しいな、と見守りながら、しみじみとした気持ちになります。それは、自分自身は、こんなふうに自分が主人公になる幸せな日を持つことはできなかった、という感慨でしょうか。そして、そういう日を持てなかった私は、自分自身で、自分が輝ける場をつくってやらなくてはいけない、とぼんやり思ったのでした。
もちろん、それだけが理由ではありませんが・・・団体展に作品を応募し始めたのも、そんな気持ちが少しあるのかもしれません。