2015年3月28日土曜日

コンポジション

これはすごく個人的なものです。「コンポジション」という曲が好きなのですが、その曲を聴いていると、なぜか小川洋子の「やさしい訴え」を思い出します。そこにつながりはないわけですが・・なにか夜の密やかな音楽を連想するのでしょう。「やさしい訴え」は好きな作品ですが、自分のイヤな部分と共鳴するというか、そういうものを見せられるようでもあり、救われるようでもあり。そして、最後にちょっと寂しくなります。でも、自分はそうとしかできないし、悲しいけど、それがわかった・・・と、そんな気持ちに。

2015年3月17日火曜日

アルバイト

家から一番近いコンビニには、私が勤務している学校の生徒がアルバイトをしています。その子の授業を受け持っていないため、最初は気付かなかったのですが、あるとき試験監督のときに、「あ、教室にセブンイレブンの店員さんがいる!?」と発見し、お互いに「どうも」と。その後も、時々顔を合わせていましたが、その子も先日、卒業式を終え学校を巣立っていきました。が、昨日コンビニに寄ったところ、その子がシフトに入っていました。「まだバイト続けているんだね~」と言ったところ「今日が最後の日なんです」と。思わず「ああ、おつかれさまでした」と感慨深く。卒業後も良き未来を、とこっそりエールを送りました。

2015年3月13日金曜日

二人展

友人が開催している二人展を見に行ってきました。大学時代に一緒に日本画を学んだ友人との二人展だそうです。会場には、テーマにもとづいてお互いに丁寧に綴った作品が並んでいます。なんだろう、二人の作家の作品があるはずなのに、友人同士の波長の相性なのか、会場の空気が一体となった気持ちのよい二人展でした。絵を描き続けていく中で、しがらみや不条理な現実もあると思うのですが、その友人は、とても真摯に向き合ってただ一筆一筆描いているんだろうなあ、と。私は、といえば、仕事に追われてしばらく落ち着いて筆を握っていませんが、またそういう時間を持ちたいな、と、そんなふうに思った作品鑑賞でした。

2015年3月5日木曜日

ステッドラーの色鉛筆

子どもの図画工作教室では色鉛筆を使うことが時々あるため、教室を運営しながら、少しずつ色鉛筆のセットを買い足していきました。今はセット数も随分増えましたが、その中に、こっそり私が大学時代に使っていたステッドラーの36色セットを入れて、子どもたちに使ってもらっています。さて、この36色セットにはおまけがあり、大学時代に、友人がこのセットに入っていない色を24色プレゼントしてくれて、全部で60色になっているんです。この60色の色鉛筆も、今は随分短くなってきました。時々、買い換えようかな、とも思いつつ、うーん、やっぱり最後まで大切に使って、ここから新しい作品をうみたいものです。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...