2019年11月22日金曜日

秋の長野

昨日は、大学時代にお世話になった方のグループ展を鑑賞するため、長野へ。富山よりも気温が低く、そういうことも含め「ああ、長野に来たな」と。でも、秋晴れのとても気持ちのいい1日でした。懐かしい方々と再会し、一緒に並んで善光寺へ続く大通りを歩いているということが、なんだかそれだけで嬉しくなるような、そんな昼下がりの時間でした。
グループ展は毎年開催予定なので、お元気で発表を続けられるかぎり、私も長野行きを恒例としたいな、と。絵を描き続ける姿に私も励まされます。そして私からエールも送りたい。・・・というのも本当ですが、ただみんなに会いたいだけなのかもなあ。今回、前日に、勤務校の授業でトラブルが起こり、ぎゅっと胸がしめつけられるような、そんな感覚でしたが、長野での1日で救われました。来週も前向きに頑張ります!

2019年11月1日金曜日

搬入

先月は作品展示が多く、搬入搬出が次々と入ってきていました。教美展、高文展、ギャルリ・ミレー、八尾町文化祭・・・場合によっては、そのまま美連展、越中アート、富山地区展などが続くわけですが、今年は他の取り組みを抱えていることもあり、今月以降の年内の展示はすべてキャンセルしました。
さて、そんな搬入搬出続きの日々でしたが、思えば、この「搬入」という作業。昔は、この搬入を巡っていろいろ事件もありました。当時は、年に1度ペースで個展活動をしていたこともあり、搬入とは、自分の1年の活動をかけたものでした。まさに私にとっての「Xデー」。搬入日を忘れていた恋人に激怒したり、将来、子どもがいたとして、高熱を出しても搬入に行くのか!みたいなことで険悪になったり・・・。当時の自分にとっては、アイデンティティに関わるものだ、くらいのキリキリした思いが詰まったのが、搬入という作業でした。実際、坂のまちアートで展示プランが崩れ、現地で泣き崩れたことも。
が、今の自分は、年に10本以上の展示を抱え、ひとつひとつの搬入にそこまでギリギリな思いはありません。もちろん、おろそかになったわけではありませんが、自分の中で、この作業はもっとずっと続いていくものだと確信したから、楽になったのだと思います。搬入を誰も手伝ってくれなくたって、家族に何かがあったって、搬入できなくたって、この日までに作品を描いたことには変わりありません。昔の思い詰めた自分を、今も懐かしく思い出せますが、当時はそんな自分を持て余していて苦しかったので、戻ろうとは思いません。とはいえ、今も時々、ヒリヒリするような搬入日を迎えることがあり、まあ、そんな簡単には変わらないか。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...