冬に思うこと、

2学期も終わりに近づき、ただいま成績処理の真っただ中です。専門学校、高校と順番に採点を。たしか「1学期はただただ楽しかったなあ」というようなことを夏に振り返っていたのですが、冬の今、またしても「個展は楽しかったなあ」と。グループ展や公募展での発表は多いわけですが、個展となると、なかなかできていない状況でした。そんな中、久しぶりの個展ということもあり、会期中には本当にたくさんの人たちが来てくれました。絵を描くことで、発表することで、私は会いたい人たちに会えているのかもしれない、そんなことを思う会期でした。庄川を一緒に歩いて、ソフトクリームを食べて、いろんな話をして・・。旧い友人や卒業した教え子、もちろん、作家友達や今の教え子たちも来てくれて、今後の制作の励みになりました。というか・・・やっぱりただただ楽しかったです！

星空

あっという間に12月。星のきれいな時期になりました。夜、星を見上げてゴミステーションまでぼんやり歩く時間があるわけですが、そんなときに、いつも心の中のBGMとして「One more time, One more chance」が流れます。そう、星が落ちそうな夜だから、自分をいつわれない、と。
そんな星空を見ながら、大学時代に、先輩の車に乗ってみんなで志賀の横手山頂に星を見に行ったことを思い出すこともあり。振り返れば、そういう時間が幸せだったんだろうな、と思います。もちろん、今、こうして星空を見る時間も、それはそれで悪くないですが。

中止、中止・・・

あっという間にいろいろな状況が変わり・・・春からずっと準備してきた青少年美術展も中止になり、私の個展も開催日未定という状況です。毎日のように「中止」のお知らせが届き、当面の発表は見えないです。教室展の中止の後処理に始まり、高校生の作品の対応策を考え、そして、自分の個展の準備は放ったまま。さすがに、途中になっている作品は進めなくちゃ！ということで、久しぶりに筆を持ちました。

夏休みも折り返し、

気が付けば夏休みも折り返しました。夏休みの最初の頃に思っていた「気持ちを込めて描こう」という新作も無事に完成し（本当に気持ちで描きました）、息つく間もなく、次の新作に着手。先週は、絵画教室の生徒さんが市展大賞と奨励賞を取り、かなり波に乗っているのでは！という快挙。日本画の大賞も、元教え子ということで、私の中ではダブル大賞かあ、と勝手に感無量です。というわけで、一番パッとしないのは私かも～。
さて、そろそろデザイン案件も重なってきて、いよいよ筆をおいてマウスを握ります。お盆の間に、一気にデザイン業務を進めます。

ただただ、楽しく。

振り返れば、1学期の間はまったく筆を握っていないのでは、というくらい自分の制作はできませんでした。春休みまでは、かなり追い込まれて作品に集中していましたが、それを無事に送り出してからは、まったく・・・。1学期が始まり、大人数での部活の始動、体育大会と続き、今年は野球の応援にも。ただただ、楽しかったなあ、というだけです。せめてGWには描かなくちゃ！と思いつつ、それもできないまま夏休みに入りましたが、何の悔いもなく、楽しい1学期でした。ということで、ようやく我に返って？制作を開始しました。秋には個展を控えています。気持ちを込めて新作を描きます！

離れていても、

以前、私の油絵教室の生徒さんだった方が、市展大賞を受賞。家庭の事情で退会されてからも、コツコツと制作を続けていらっしゃったんだな、と思うと、それだけで胸が熱くなります。この方が辞められる前に、県外への転勤に伴い、やはり教室を辞められた生徒さんがいらしたのですが、その方の最後の教室の日に、生徒さんと私が入ったライングループを作りました。毎回の教室で一緒に絵を描けなくても、それぞれの事情を抱えながら、私たちは描いていくわけで。いつまでも、絵の仲間として私もコツコツ頑張りたいとあらためて思いました。

眩しい

今年の体育大会も、無事に終わりました。当日を目指し、大きなデコレーションを制作する生徒たちを応援しながら・・なんだか眩しかったなあ。そして、当日。ほんとは声を出して競技を応援してはいけないわけですが、堂々と大声で仲間を応援してしまっている生徒たちも、やっぱり眩しかったです。去年は中止になりましたが、あらためて、面倒なあれこれも含め、やらないよりやるほうがいいな、と思いました。

長い髪

折りに付け、自分の人生にとっての付箋年（そんな言葉ある？）である2006年について言及することがあるわけですが、振り返れば、2006年の前まで私は髪を伸ばしていることが多く・・。若さなのか、髪は女の命！だったのか、とにかく、キラキラした青春と自分の長い髪はなんとなくセットになっていました。辛いこともあったけど、それでも長い髪をいつも堂々となびかせていたというか。そんな自由な青春に終止符を打ち、2006年から、私の髪は短くなりました。が、随分、時間を経て、久しぶりに髪が伸びています。たとえ、美容院に行くのを節約するためだったとしても、それでも、もう一度、髪を伸ばしてもいいような気分になったのは、まあ、少しは気分的に楽になったということなのかな。

やきもき、

久しぶりに、やきもきした数日でした。デザイン作業の後、印刷を外注にまわすわけですが、ぎりぎりのスケジュールで進めていたため、間に合うかどうか、佐川急便やクライアントと連絡を取り合う１日でした。これで、印刷ミスでもあれば、もうアウト・・・。以前、何が起こったのか、業者側で印刷ミスが起こっていることがわかり、大急ぎで再発注したことが。富山の佐川急便の営業所止めにして、早朝に取りに行って、直接、コンサート会場に届けたことがあります。もう、あんなことは起こりませんように。 明日はコンサート本番。無事にプログラムがお客さんの手に渡る姿をみて、しみじみしそうです。

連休も明け、

連休が終わり、今日から授業も再開。GW中は、久しぶりに会った友人たちとの時間に癒されたかなあ。みんないろいろあるけど、頑張っていることを確認したというか。私のほうはといえば、連休中に少しでも制作を進めよう、と思いつつ、全然キャンバスも出せないまま。
連休が終われば、中間試験がきて、その後は一気に体育大会へとなだれ込んでいきます。デコも2校分、みることになるだろうし、青少年美術展へのスタートダッシュもあるし、無事に6月を乗り越えられますように！

消えたミステリー

BSで放送している2時間ドラマなどをぼんやり見ながら仕事をしたり絵を描いたりする時間がありますが、今日、見ていたのは、森瑤子原作の「消えたミステリー」。これ、たぶん、再放送のたびに録画して見ていて、何がそんなに好きなんだか・・・という感じですが、疲れた大人の女には、なんだか沁みます。主演の大谷直子がなんともいえない・・・。
大学生の頃は、森瑤子ってピンとこなかったなあ、という記憶しかなく、当時は夢中で小池真理子のミステリーを読んでいました。今は、久しぶりに森瑤子を幾つか読んでみようかな、という気分です。もちろん、ドラマは役者や音楽など、いろんな要素があって、それがまたしっくりくるわけですが、これを機に、今度は小説で。

新年度

新年度も始まり、授業の準備なども始まっています。始まってしまえば、あっという間。しばらく続いた「気ままな暮らし」も、そろそろ終了です。先月は絵の締め切りが続いていたこともあり、これを描き上げたら、しばらく筆は持たない！と思うくらい、ちょっと追い詰められていたかも。でも、何はともあれ、その時に描いた２枚の作品は、それぞれ無事に展示が始まりました。ほっ。

デザイナーなんでしょう

あっという間に、今年も３月。今年は高校での授業数が少ないこともあり、ここしばらく、まったく授業もなく、朝から家でデザインの仕事をして過ごすことが多いです。PCに向かいつつ、時々、家事をしたり。こうして静かに過ごしていると、やっぱり自分はデザイナーが本業なんだろうなあ、と思います。独立してから、ここまで業務内容を増やしてきた、その時々の理由はもちろんあありますが、まあ、それでも、核となるのはデザイナーでしょう、とあらためて思ったり。
来年度の専門学校のシラバスを提出したりバイト先の手続きしたり、それぞれに新年度の準備は始まっていますが、高校の講師については一番最後まで行き先が確定しないので、今は無事に最後の授業の準備をしつつ、今年度を乗り切りたいと思います。

布団で漫画

休日の午前中。ぼんやりと、パジャマのまま布団に入って漫画を読んでみました。布団で漫画・・・こんなことをしたのは、何十年ぶり？というくらい久しぶりです。たまには、こういう時間もいいのかな、と。
昔は、すぐに感傷的な気持ちに浸っていましたが、そんな感傷からも、しばらく遠ざかっていました。人生のこのくらいの時期になって、また、少し隙間のような時間に感傷的になれるようになったのかもしれないです。

作品発表

今年に入って、初めての作品発表となったグループ展が、今日で終了。そして、会期途中からは２つ目の作品発表も始まりました。去年は、いろんな作品発表の機会がなくなりましたが、今年はひとまず順調。会場で、見に来てくれたお客様や友人たちと語り合う時間は、なんだかとっても久しぶりのような気がします。お互いに、こうして出会って話して、顔を見て。やっぱりそういう時間を持つことで、元気になれるものだな、と思いました。

豪雪

新しい年が明け、そして、豪雪・・・。３連休の間は、とにかく雪のことしか考えられなかったです。道が閉ざされ、車では出られない。JRもバスも運休。でも、私には、どうしても行かなくてはいけない用事がある。という状況下でのプレッシャー！いや、ほんとに不安な日々でした。ぎりぎり、なんとか車を出して出かけることはできましたが、あの日々は忘れられないなあ。おそらく、私と同じように、それぞれの人たちにドラマがあった豪雪だったと思います。だからこそ、久しぶりに見た日差しに涙ぐむほど嬉しかったんだろうなあ。
雪国に暮らすことで、雪にまつわる時間と労力は大きいと思います。人生の時間の使い方の棒グラフを作ったら、雪国の人たちには、おそらく「雪関連」という項目があって、そこに幾何からの割合が充てられるのではないかと思うほど・・・。そんなことをぼんやり考えつつ、ひとまず、今年の雪はこのくらいで山場を終えてほしいものです。