2015年7月2日木曜日
クール・トーン・スケープ
もう10年くらい前になりますが、「クール・トーン・スケープ」というタイトルでシリーズ作品を作っていました。それは連作写真だったり、抽象画だったりカタチを変えるのですが、一環しているのは「感情の記録」のようなものでした。さて、それから随分経って、今はタイトルにその名前を使うこともないのですが、先日、部屋で打ち合わせをしていたときに、昔からの友人が、ふいに部屋の隅に積んであった写真シリーズを見て「クール・トーン・スケープだ」と。自分ではない誰かの口からその言葉を聞くのが随分久しぶりで、突然、センチメンタルなそのシリーズ作品と、やっぱりセンチメンタルな気持ちで日々を過ごしていた当時のことを思い出しました。今は、そんな写真は撮れないなあ、ということだけは思うのですが、それでも、もしかしたら、いつかまた撮れるかも?とも思います。私の場合、写真を撮ることは、環境や生活リズムが影響するのですが、それとあわせて、やっぱりカメラの存在も。クール・トーン・スケープはfine pixを乗り換えながら撮っていたのですが、その相性がよかったんだろうな、と。今は仕事用もあって、別のメーカーの一眼レフを使っていたりしますが、なんか、それじゃ撮れないというか。気持ちがのらない。そういう意味でも、今はタイミングではないのでしょうね。ちなみに、その後、私は「water's edge」というシリーズを始めるわけですが、今もその流れは続いていて、タイトルによく「淵」という言葉を入れます。淵をなぞるような、淵から落ちそうな・・そんな感じですね。
見てくれる人がいること、
あと一週間で、兼務校それぞれの体育大会が開催されます。今年のデコ・・・大丈夫?とちょっと心配しつつ、自分も家で制作をしたりデザインの仕事をしたり。 今日は県展の搬入日でした。県展にどんな意味があるだろう?ということではなく、見てくれる人がいる、ということ、それ以上のものはないの...
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風邪が治って、そこからずっとデザインの締め切りにあくせくする日々でしたが、今日はひとつデータ入稿も終わり、いいタイミングで、ギターのコンサートへ行けました。高校の授業でボロボロだった日ということもあり、こういう時に音楽が沁みます。バッハが好きで、いつまででもギターを弾いていられる...
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夏休みに入って、学校の授業がなくなり、部活のみとなった頃から、いよいよ個展の準備を頑張り始めました。結局、お盆頃までギリギリの制作となりましたが、なんとか初日を迎えられ、会期最初の日曜にはコンサートとギャラリートークも。ギャラリートークの少し前くらいから、思いがけず心がざわつく出...