2015年11月29日日曜日

やるべきこと

昨日は、デザインワークを担当していたダンス公演の初日でした。ポスターやフライヤー、チケットのデザインを行いましたが、最後に、当日の会場パンフを納品して終了。いよいよ初日かあ、と、ダンサーたちのゲネプロをちらっと見ながら、一旦帰宅して、その後、夜の公演へ・・・。
舞台はとてもよくて、音楽や舞台装置、衣装など、すべてが噛み合ってひとつの世界を作っていました。八尾の片隅で、こんな現代舞踏がひっそりと行われていることに軽く眩暈と感動を覚えます。舞台を見ながら、私が勝手に思ったのは、自分を愛し、ありのままに生きることへの肯定でした。そして、そんなふうに思う自分が、今、求めているのがそれなのではないかと、また思うのです。舞台は鏡となり、自分の思いをそこに見るのでしょう。家に帰って、私は、またパソコンに向かって仕事をし、深夜から今度は筆に持ち替えて、絵を描くと思います。毎日、くたくたになって、でも、それが自分のやるべきことだと思うのです。頑張ろう。(←また言っていますが!?)

2015年11月23日月曜日

メーテル

いつだったか、銀河鉄道999の映画をテレビで見ていて、あることに気付きました。・・・「私、メーテルが描ける」そう、子どものとき、メーテルが好きで、あまりにもよく描いていたため、今でもディテールを覚えているのでした。かっこいい憧れの女性として見ていたんだと思いますが、大人になって今見直してみても、やっぱりメーテルっていい女ですね。悲しい宿命を背負った美女だけど、芯が通っていて、でも、なんだかはかなくて。
さて、それはそうと、今年も終わりに近付いたこの時期に、やはり制作と仕事に追われています。公募展のほうも、無理にエントリーするんじゃなかった・・というくらい日程がハードで。でも、生徒も頑張っているし、私も頑張ろうかな。追い込みでこれが終わったら、次は3月のグループ展の準備に入ります。あとは、戦略としてですが、県西部での個展を企画しようと思っています。私が絵を発表することを趣味や生きがいとして考えている人たちも多いと思いますが、実は仕事と絡めた裏づけのあるものがほとんどです。長期スパンですが、フィードバックを期待しつつ、頑張ります!

2015年11月1日日曜日

バクマン。

先日、映画「バクマン。」を見てきました。見ながら、胸が苦しくなるような勇気がわいてくるような・・そんな映画でした。個人的には、映画「ピンポン」を見たときと、少し似た気持ちに。
さて、私が最初にバクマン。を知ったのは、ある生徒が新妻エイジを描いていたときでした。エイジ自身もそうですが、エイジが描いたマンガが背景に散っていて、その紙にもマンガがちゃんと描かれているという、緻密なイラストでした。そのイラストを見たある美術部の子が、ショックを受けて、秘かにライバル視するようになるわけですが・・・、そうやって高校3年間を過ごす間に、そのエイジを描いた子は、卒業間際に初めて描いたマンガを出版社に投稿し、「あと一歩賞」を受けるのです。秘かにライバル視していた子はそのまま卒業し、でも、卒業後にマンガを持って見せに来てくれました。正直、まだ投稿できる段階ではないと思いました。でも、私は嬉しくて。私にとっては、どちらの教え子も、美術に関わり続ける同志です。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...