2016年4月25日月曜日

新年度

新年度のいろいろも少しずつ落ち着いてきた今日この頃。思い返せば、年度の切り替え時期に、今年は本当に気をもみました・・・。余裕のない仕事の入れ方だったため、何か1つ曜日がずれたりすると、玉突き状態で全部を動かすことになり、すべて落ち着いたのが今月半ばくらいとなりました。まわりにはご迷惑をかけました。
そして、今年初めて挑戦したモダンアート展に入選し、東京都美術館で展示が始まったのが4/1。その日、本当は用事で近くにいたのですが、高校で職員写真撮影があるとの連絡が入り、急遽富山に戻ってきたのでした。残念。ただ、モダンアート展については、その後、恩師の関先生に講評をいただいたり、富山支部展に参加が決まったり、なにかと刺激を受けることになりました。
そんなわけで、ふわふわとした4月も終わりに近付き、そろそろ新作の準備に入らなくちゃ!です。

2016年4月9日土曜日

ポラリス

人生の折々に見て、その度に感想が変わるという点において、私にとって「バグダッド・カフェ」は特別な映画だと、そんなことを綴ったことがあります。最近見ていて思ったのですが、そういった点では、「冬のソナタ」もそうかも・・・。ちょっと最近おかしいのかな、というくらい、再放送を毎晩見ながら涙がとまりません。ハッ、これでは、ヨン様を追いかけるおばさま達と同じでは!まあ、それならそれでいいんです、私も立派な中年ですから。
10年くらい前に見たときに私が思ったのは「美しいことは罪である。魅力のある美女のまわりでは、どうしたってドラマティックな悲劇が起こるのだ」ということ。もう、穏やかではいられないんですよ、魅力的な美人の人生とは。周囲を巻き込みながら嵐が起こるのです。最近見ながら思ったのは、「どの人の言い分もそうだろうな」と。そして、しみじみと「昔、私も同じことを言われた」と思い出してしまいます。
行動することも選択することも自由。自由すぎて、それはやっぱり悲劇を生む一因になりますが、でも、それでも自由っていいな、と思う私は、自由ではないのでしょう。車を持たなかった大学時代、いろんなものがなかったけど、悩みを抱えてひとり夜の街を歩く自由はありました。
さて、いろんな人の思いを巻き込みながら物語は進むわけですが、最後に思ったのは、いろいろ悩んでも答えはずっと変わらなかったんだ、と。やっぱり、ポラリスなんですね。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...