2022年9月9日金曜日

幸せな時間だった

いろんな物事は、振り返った時に「ああ、あれが幸せだったんだなあ」と思うことが多いです。たいてい、その時はたいしたことでもないことなんですが、随分経ってから、「ああ、幸せな時間だった」と。
上司と出張帰りに電車が一緒になり、ひたすらビールを飲みながら帰ったこととか。大学のゼミの後、先輩の車に乗ってみんなで星を見に行ったこと。美術部の生徒たちと作品を運んだ帰りに、自販機で買ったジュースを飲んだこと。遠方の友人と美味しいワインを飲んだ夜。渋滞で動かない車の中で、ずっとおしゃべりしたこと。・・・例えば、そういうことです。
さて、そんな日々ですが、自分は自分のやるべきことを、今日もやるだけです。まあ、たまには、こうしてふと思いだす時間に励まされながら、ですね。

2022年9月8日木曜日

搬入完了

今月の一つ目の山場、青少年美術展の搬入が無事に終わりました。勤務校両校合わせて64点の出品・・・燃え尽きました。というのは大げさですが、まずは無事に会場に届けることができてよかったです。最後のほうは、3つの高校の授業スケジュールと合わせて、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
さて、夏休み中には、久しぶりに気持ちに余裕を持って100号サイズを制作しました。ちょっといろいろ考えたなあ・・・。ずっと追われていて、結局、何を描きたいのかわからないままに描き始めるのでいいのか?自分の作品に、自分で興味を持てていないのでは?など、まあ、あれこれ。すでに、次のグループ展の予定も近づき、賛助出品も受け。また、一から描きます。今回、ちゃんと力強い線を描けたことで、少し落ち着きました。
そういえば、夏の終わりにちょっと生活が落ち着いた瞬間があり、久しぶりにゆっくりソファに座ってテレビの録画を見ていました。学生の頃、すごく好きだった「ピアノ・レッスン」を再び。・・・今、見ても、やはり衝撃的です。感想は、同じところもあり、新しく思ったこともあり。あらためて、夫の「幸せになれるのに」という言葉は、思わず「そう、ほんとにそうなの」と返答しそうになりましたが、でも、わかっているのに、そうはできないのもわかるなあ。自分の気持ちに従うことしかできない。ちなみに、そんな母を持った子どもは、やっぱり渦に巻き込まれるところもありますが、「母ってこういう人だから」と、受け入れている姿を見るにつけ、「逞しく生きて欲しい」と思いました。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...