夏休みに入って、学校の授業がなくなり、部活のみとなった頃から、いよいよ個展の準備を頑張り始めました。結局、お盆頃までギリギリの制作となりましたが、なんとか初日を迎えられ、会期最初の日曜にはコンサートとギャラリートークも。ギャラリートークの少し前くらいから、思いがけず心がざわつく出来事があり、あまり眠れないまま当日を迎えましたが、寝不足の私の目の前には温かいお客さんの顔が・・・。絵画教室の生徒さん、高校の教え子、仕事の取引先の方、高校の先生たち、学生時代の同級生・・みんなと楽しい会話をしながら大笑いする時間を過ごすうちに、映画「バベットの晩餐会」を思い出しました。
最後にバベットは「貧しい芸術家はいません」ということを言いますが、その言葉を、ようやく本当に理解した気持ちに。私には表現したいものがあり、表現する場があり、それを見てくれる人たちがいる。だから、決して貧しくはないのだ、と。みじめになる状況も時にやってきますが、いや、自分はこんなにも豊かなのだと感じました。
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春に新作を
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