2016年11月11日金曜日

静かにともす

私は、風景画を描くことがほとんどないのですが、風景に心奪われることは多く、「きれいだなあ」という感動と、一緒にそれを見ている人への感情を含め、記憶されたりします。そのままその風景を作品にしなかったとしても、何らかの形で作品になることもあるし、いつまでも創作の源として静かに灯りをともすこともあります。
作風として、造形や色彩を重視したところもありますが、案外、感傷的な気持ちでつらつらと記憶を辿るように制作していることも多いのが、まあ、自分らしいといえばらしいのでしょうか。さて、美連展の作品を終え、気持ちも新たに次の作品に向かいたいと思います。

2016年11月5日土曜日

幸せな秋の教室

子どもの図画工作教室。紅葉の時期ということもあり、落ち葉を観察して細密画を描こう、ということで外に出ました。教室は肌寒くても、外は暖かい日差しで、じっと観察をしていると背中が熱いくらいです。時々、芝の上で寝転んだり、蜂を見つけて大騒ぎしたり、落ち着きがない子どもたちを見ながら、私も芝に座り、面白い形の落ち葉を探します。ああ、なんて気持ちのいい午前中。案外、幸せとはこういう時間なのかもしれないなあ、と思いつつ「ほら、葉っぱの絵は進んでる?」と子どもたちに声をかけます。もちろん、なかなか絵のほうは進まないわけですが・・・。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...