2016年2月26日金曜日

インスタレーション

打ち合わせを兼ねて友人と会っていました。作家同士ということもあり、最近の現代アートの話をしたり、お互いの作品コンセプトや気持ちのありようについて話したり。言語化することによって再確認することがあり、個人的にも貴重な時間となりました。というのも、ちょうど今、来月のグループ展に向けてまとまった時間を制作に充てていて、ちょっと整理できたところもあるかな、と。
それにしても、インスタレーション作品を見たい、と言われて、久しぶりに意識しました・・・私のインスタレーションというと、たいていは感傷的な内容で、一時期にいたっては、ひたすら「失恋」をテーマに作品を作っていました。無くしたものの大きさに気付き、そこから新たな一歩を踏み出すことを予感させる、という一応「再生」を綴っていますが、まあ、しめっぽい作品ばかりで。今、作ったとしても、やっぱり失恋で作りそうな気がします・・・。

2016年2月19日金曜日

再会

ドラマ「BAR レモン・ハート」の中にこんな言葉が出てきます。「いろいろな出会いの中で、一番いい出会いは”再会”です」と(たしか、こんなニュアンス)。歳をとって「いいな」と思うことは、そういった再会をすることができることではないでしょうか。最近、洋画連盟の総会で再会した高校の恩師はおそらく10年ぶりくらい。去年は、思い出のアートイベントで、13年ぶりくらいに懐かしい人と再会を。昨日は、昔、同じプロジェクトに関わった仲間たちと再会する機会がありました。
お互いに元気な姿を確認し、そしてまた「じゃあね」と別れていくのでしょう。またいつか訪れる再会を待つともなしに待ち。それまで、私なりに、元気に頑張りたいものです。

2016年2月8日月曜日

10年目

去年の終わりの頃でした。ある日の打ち合わせで「急ぎ案件」が決まり、そこから仕事漬けの年末年始となりました。大晦日の掃除をやめ、お雑煮も食べずに元日も働いていたこともあり、私の中では2015年が続いているような感覚。が、ここにきて、いわゆる「年度末」の切り替えが少しずつ入ってきて、なんとなく気持ち的に2015年も終わりそうです。
その都度、「ああ、大変なことになった」と思うのですが、そんなときは「今まで辛かった仕事ランキング」を思い出し、そのときよりもは大丈夫・・・と思って頑張ります(これって、後ろ向きな発想?)。でも、同時に思うのです。こうやって困難があるからこそ、無事に終わったときの喜びもあるし、締め切りのない日にぼーっとテレビを見ている幸せがあるんだなあ、と。そうしてしばらくしているうちに「おっと、こうしてテレビを見ていても1円稼げるわけでなし、仕事のことを考えよう」と思ってしまうところが貧乏性ですが。
フリーのデザイナーになって今年で10年目になります。あれこれジタバタしつつ、やっぱり働くことが好きなのかなあ、と思う、そんな節目の10年です。

春に新作を

今年のモダンアート展が終わりました。 さて、この団体展。大学、大学院とお世話になった教授の所属ということで、自分もいずれ所属するなら、という理由でスタートしました。ところが、出品して2年で気づいてしまいました・・自分の作品は、モダンアート展に「はまっていない」ことに。勝手に落ち...