昨日は高校の卒業式でした。恒例となっていますが、卒業式の後には、美術室でささやかな送別会をします。そして、このときに卒業生に向けてはなむけの話をするのも、これまた恒例で。
今年は、絵は描くほどに上達するという話をしたのですが、これは最近の私の実感でもあり、ふと気がつくと、8年前に講師として着任したときより今の自分のほうが絵が上手い!と。8年の間にかなりの枚数を描いたことや、教案に合わせていろんな素材を試したことの表れかと思います。あわせてつくづく思うのは、自分が描いていないと、やっぱり生徒への創作に対するアドバイスがぶれるような気がします。
さて、「いつかビッグなクリエーターになるので、待っていてください!」という生徒からの手紙に胸を熱くし、こっそり「売れたらアシスタントで使ってもらおうかなあ」などと思うのでした。