2015年5月23日土曜日

男と点と線

久しぶりに山崎ナオコーラを読みました。「男と点と線」。こういう本を読んだ後って、どうしたって旅に出たくなるものです。山崎ナオコーラは、映画「人のセックスを笑うな」を見て以来、時々読むようになりましたが、もやっとした言葉にならない気持ちや日々を書いてくれているようで、なんとなく共鳴します。ちなみに、「人のセックスを笑うな」は、せつないラブストーリーで、感情のすれ違う様にうなづいたり、登場人物のダメなところに共感したり!でもまあ、何かを誰かを好きになるってことは、結局、自分の問題になるというか、それでもいいならいいし、イヤなら終わりだし。そんなことを思いつつ、「男と点と線」では、そこにひとつの選択肢が出てきて、なるほどね、と思いました。

2015年5月11日月曜日

地理

先日、中学校のときの担任の先生と偶然再会しました。もう随分昔のことなのに、声をかけて挨拶させてもらったところ、ちゃんと先生は覚えてくださっていて、先生ってありがたいものだなあ、と思わずにいられません。
中学校時代。頑張りすぎて辛いことも多かった時代という漠然とした記憶のため、あまり思い出さなかったのですが、思いがけず先生と出会ったことで、最近、つらつらと当時を思い起こしていました。そして、再発見したのですが、私が生涯で一番面白かった授業は、中学1年のときにその担任の先生に受け持ってもらった「地理」の授業です。毎回、胸が高鳴るように楽しくて、50分のその授業の終わりには、満ち足りた気持ちになっていました。それからずっと「地理」は大好きな教科に。だって、大学で美術科に進みながらも、社会科の副免を取ったくらいですから。今も、「地理」は私にとって特別な教科ですが、いやいや、その前に、今は「美術」がありますからね!

2015年5月8日金曜日

そんなに簡単には終わらなくて

先日、久しぶりにピアノを弾きました。何年ぶりだろう、というような時間です。ピアノはずっと弾かないまま過ごしていたのですが、あまりに久しぶりに弾いたら音が狂っていて、そこからさらに弾かなくなり・・。でも、それでも、弾いてみたらやっぱりいいなあ、と。スタッカートとか、身体が覚えているものですね。
時々思うのですが、いろんな物事はそんなに簡単には終わらなくて、今はとまっているけれども、いつかまた始まるのではないかと。そんなふうに考えてしまうところが感傷的だなあ、とも思いますが、まあ、仕方ないです。今は弾けないけれど、いつか穏やかにピアノを弾いて暮らせる日々がくることを信じて、今は目の前の仕事に取り組みます。(・・・と、ここまで書いて思いましたが、そんな大げさに考えず、今すぐにだって弾いたらいいのに~)

見てくれる人がいること、

あと一週間で、兼務校それぞれの体育大会が開催されます。今年のデコ・・・大丈夫?とちょっと心配しつつ、自分も家で制作をしたりデザインの仕事をしたり。 今日は県展の搬入日でした。県展にどんな意味があるだろう?ということではなく、見てくれる人がいる、ということ、それ以上のものはないの...