先日、発電所美術館で開催している企画展「寺林武洋展 LIFE」を見てきました。絵画教室の生徒さんから「よかったよ」と聞いて、訪れたわけですが、いや、すごい展示を見たなあ、と。寺林さんご本人も公開制作という形で会場にいらっしゃり、いろいろ興味深いお話も聞けました。寺林さんのモチーフと向き合う、生活と向き合う、という姿勢が潔くて。もちろん、それは作品にちゃんと表れている。「時間が足りない」という言葉は、私には眩しすぎたなあ。
自分は「記憶に残る気分」というようなものを描くことが多く、形のないふわっと浮遊したものを捉えようとする作品が多いわけで。寺林さんが向き合う「リアル」はきっぱりとしていて、ふわふわとした自分には気持ちよかったです。ずっとそのままでいてほしい・・・なんて、私が思わなくても、きっとそのまま向き合っていかれるのでしょうね!
0 件のコメント:
コメントを投稿