2016年3月26日土曜日

ものがたりを語るための線

グループ展ではいろいろな話ができましたが、中でも、たがさんと話したことが印象に残っています。「物語を語るための線」。たしかに、私の作品に出てくる線は、線そのものが物語りになっているわけではなく、物語るために構築された線だといえます。物語るためには、ある程度の数が必要になるということも含め、多少、饒舌な画面になるのかもしれません。今回の新作を描くきっかけとなったのは、米澤穂信の小説でしたが、そこから自分なりの不穏な「ミステリー」が紡げたかどうか・・・もう少し、続けて描いていきたいと思います。
ただ、そうはいいつつ、去年から始めた「夏の光」シリーズの”記憶のバラ”作品も、6月には再度、続きをお披露目予定です。このシリーズも、大切にしばらく続けていきたいな、と思っています。

見てくれる人がいること、

あと一週間で、兼務校それぞれの体育大会が開催されます。今年のデコ・・・大丈夫?とちょっと心配しつつ、自分も家で制作をしたりデザインの仕事をしたり。 今日は県展の搬入日でした。県展にどんな意味があるだろう?ということではなく、見てくれる人がいる、ということ、それ以上のものはないの...