2020年2月16日日曜日

将来の姿

新聞を見ていたら、あれ、という名前が載っていて、昔のあれこれを思い出しました。たしか、私が非常勤講師になった最初の年の2年生の美術選択の生徒でしたが、当時から「将来は美容師になる」と言っていて、すでに、ちょっと高価なハサミを買っただか買わないだか・・・そんな話を聞いていました。たぶん、ちゃんと美容師になるんだろうな、と思っていましたが、ちょうど新聞で見たのは、富山に戻ってきて、自分の美容室を開業する、というような内容でした。ああ、美容師として着実に頑張っていたんだな。そうだろうな、とは思っていたけど、ちゃんと現実のものとして知ると、やっぱり嬉しいものです。
私といえば、講師になって11年。なにかと息切れしていて、今年度は正念場でした。そんな疲れた自分の中に、しみる話でした。

2020年2月3日月曜日

再会

2019年は、私にとって「再会」の1年でした。10年単位くらいで会っていなかった人たちと順番に再会することができたのが、去年でした。たぶん、私は過去のある時点で幾つかのものを無くしたと思うのですが、その時点より前の自分をよく知ってくれている人たちと、穏やかな気持ちで再会できたことが、今の私を励ましてくれました。自分のこれからの人生に何も大きな期待はしていませんが、それでも、人とのつながりがこんなにも自分を勇気づけてくれるということに気付きました。ひとつひとつの仕事をきちんと仕上げ、1枚1枚の絵を丁寧に仕上げ、そして一人ひとりの生徒たちと向き合っていくのだ、という気持ちにさせてくれました。

2019年11月22日金曜日

秋の長野

昨日は、大学時代にお世話になった方のグループ展を鑑賞するため、長野へ。富山よりも気温が低く、そういうことも含め「ああ、長野に来たな」と。でも、秋晴れのとても気持ちのいい1日でした。懐かしい方々と再会し、一緒に並んで善光寺へ続く大通りを歩いているということが、なんだかそれだけで嬉しくなるような、そんな昼下がりの時間でした。
グループ展は毎年開催予定なので、お元気で発表を続けられるかぎり、私も長野行きを恒例としたいな、と。絵を描き続ける姿に私も励まされます。そして私からエールも送りたい。・・・というのも本当ですが、ただみんなに会いたいだけなのかもなあ。今回、前日に、勤務校の授業でトラブルが起こり、ぎゅっと胸がしめつけられるような、そんな感覚でしたが、長野での1日で救われました。来週も前向きに頑張ります!

2019年11月1日金曜日

搬入

先月は作品展示が多く、搬入搬出が次々と入ってきていました。教美展、高文展、ギャルリ・ミレー、八尾町文化祭・・・場合によっては、そのまま美連展、越中アート、富山地区展などが続くわけですが、今年は他の取り組みを抱えていることもあり、今月以降の年内の展示はすべてキャンセルしました。
さて、そんな搬入搬出続きの日々でしたが、思えば、この「搬入」という作業。昔は、この搬入を巡っていろいろ事件もありました。当時は、年に1度ペースで個展活動をしていたこともあり、搬入とは、自分の1年の活動をかけたものでした。まさに私にとっての「Xデー」。搬入日を忘れていた恋人に激怒したり、将来、子どもがいたとして、高熱を出しても搬入に行くのか!みたいなことで険悪になったり・・・。当時の自分にとっては、アイデンティティに関わるものだ、くらいのキリキリした思いが詰まったのが、搬入という作業でした。実際、坂のまちアートで展示プランが崩れ、現地で泣き崩れたことも。
が、今の自分は、年に10本以上の展示を抱え、ひとつひとつの搬入にそこまでギリギリな思いはありません。もちろん、おろそかになったわけではありませんが、自分の中で、この作業はもっとずっと続いていくものだと確信したから、楽になったのだと思います。搬入を誰も手伝ってくれなくたって、家族に何かがあったって、搬入できなくたって、この日までに作品を描いたことには変わりありません。昔の思い詰めた自分を、今も懐かしく思い出せますが、当時はそんな自分を持て余していて苦しかったので、戻ろうとは思いません。とはいえ、今も時々、ヒリヒリするような搬入日を迎えることがあり、まあ、そんな簡単には変わらないか。

2019年10月7日月曜日

リサイタル

この時期、私の中では恒例となっている「八十島由美子ヴォーカルコンサート」が、今年も無事に終わりました。デザイナーとして関わっているわけですが、毎年、リサイタルを聴くたびに思うことがあり。今年も、少しでも舞台をよくしようとする八十島先生の気持ちが伝わる公演でした。あいかわらず舞台美術が素晴らしく、それも見入ってしまいましたし、出演者とのいろんな物語を感じ、ひとつの舞台を作り上げることの背景を感じるのでした。そして、最後には観客みんなと一緒に歌を歌い、温かい気持ちになってフィナーレを迎えます。舞台って人柄が出るんだなあ、としみじみと思う私は、個人的に八十島先生を知っているからなのかもしれないけど・・・やっぱり来年も聴きにきたいな、と思いました。

2019年9月28日土曜日

金木犀

兼務校の文化祭が重なった週末。今週は2校の間を行ったり来たりの日々でした。そのうち、1つの高校は正面に金木犀の木があり、昨日くらいからふわっといい香りがしています。桜はないけど、でも金木犀がある学校っていいなあ、と、いつもこの時期に思います。ちなみに、もうひとつの学校は桜があり、新学期の写真撮影の時期には見事な花が咲いています。それはそれでいいものです。

2019年9月23日月曜日

自分の人生には起こらない出来事

予想通りの2学期スタートとなった9月でした。青少年美術展の追い込みと搬入搬出。文化祭の準備。それぞれ2校分あるので、なんだか、いつもリストのメモを見ながら、チェックばかりしていたような気がします。そして、追いうちをかけるように(!?)市展の搬入搬出がやってきて・・・結果、劇的なラストを迎えたのでした。
私が美術講師になって11年目。初めて、教え子と一緒に表彰式に出席できました。昔、ある高校の書道の先生が県展大賞をとったとき、その年の新人賞が教え子ということがありました。新聞でエピソードを読みながら、「自分の人生には決して起こらない出来事だ・・・」と思っていたのを思い出します。もちろん、県展大賞と新人賞とまではいきませんが、市展の優秀賞と奨励賞というのも、まあ、私らしくていいな、と。
休日の昼下がり、文化祭の買い出しや発注で画材屋に寄りましたが、馴染みのお店の方から「先生、あと少しで大賞。惜しかったね」と言われ、「いえいえ。十分です!」と。そう、私にとって優秀賞なんて出来すぎです。人生には思いがけないことが待っているんですね!

1学期

そうですよね、気が付けば2025年も、もう半分を越え。ずっと、なにかに追われるような毎日だったような、そうでもないような。ようやく、今週で3つの学校の点票を出し終え、なんとか1学期を終われそうなところまできました。ほっ。来週はモダンアート展が始まります。さすがに、準備をしなくては...